ネコムラベンゾ・ドットコム減薬断薬離脱症状ブログ

パニック障害・減薬・断薬・断薬失敗・離脱症状・減薬断薬ブログ

離脱症状/夜中に思うことはだいたい良くないこと。



2年にも及んだ、

コロナで家に籠もる日々が終わったようで
世の中はコロナ以前のように動き始めてる。
「早くコロナが終わるといいね」
なんて言っていたけど、
本当は、
ひとりで出掛けられない私にとっては、
居心地の良い期間、
居心地の良い2年間だった。

 

もう誰にも薬で失敗して欲しくない、
こんなツラい思いをこの先誰にもして欲しくない、
と思いながら、
書きながら、
「出掛けたいのに出掛けられないって、
ツライでしょ?どう?少しは私の気持ちが分かった?」
なんて自分のツラさを分かって欲しくて、押し付けるように、世の中に対してそんな風に思うこともあった。

 

世の中の動きはどんどん加速していくだろう。
また、置いてきぼりだ。
早く、早く、元に戻らなきゃ。
早く、早く、治らなきゃ。
早く、早く、治ってよ。
ひとりで、どこへでも行けるようになってよ。
早く、早く。

 

電車だって、バズだって、新幹線だって、飛行機だって、
本当は乗れるはずだよ。
早く早く、急がなくちゃ。

 

私はまた、
私はまだ、
置いてきぼりのこの世界を生きていかなきゃいけないのかな。
虚しい。
何、この世界。
なに、この私のいる世界。
こんなの生きてる意味ある?

 

早く、早くしなくちゃ。

頑張らなきゃ。
頑張ってよ。

もっと、頑張れるでしょ?
もっと頑張らなきゃ、

またひとりになっちゃうよ。

早く、早くしなくちゃ。

ベンゾジアゼピン離脱症候群/疲れちゃった。


なんか、

この、

身体と頭の状態はいつまで続くのかなー

早くゴールにたどり着きたいよ

って、疲れてきちゃった。


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ディズニーランドのスペースマウンテンが建て替えになって、あの周辺も変わるそう。

完成は2027年、5年後だって。

オープン当初からある今のスペースマウンテンは2024年、2年後にクローズ予定。

 

建て替え前のスペースマウンテン、

乗りたいなー。

まぁ、無理だろうな。

速くてキャー!ってちょっと怖いけど、楽しかったな、宇宙空間を疾走するスペースマウンテン。

あんなに、あんなに、楽しみにしていた美女と野獣のアトラクションだって、まだ乗れてないんだもんね。

なんだかな。

私の人生ってなんだろう。

この5年、時間ばかり過ぎていっちゃった。

なにか、残ってるかな。

なんにも、残ってないな。

 

早く、頭の中で思い描く普通の世界に行きたい。

もう、疲れちゃった。

 

ネコムラベンゾ*本と映画と身体のことのROOM - 欲しい! に出会える。

 

 

休憩読書/足りない栄養


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久しぶりにフワフワとした不安とソワソワとする気持ちがやって来て、

昨夜はシャワーに入るのも、頭を洗うのも怖いという謎の恐怖心に数年振りに包まれた。

「どうした?どうした?え、どうした?」

と自分に問いかけるも、答えは生理くらいしかない。

いや、まいった、まいった。

生理前からなんとなーく調子悪かったしね。

久しぶりに感じているけど不安とか怖いって気持ちは、

どんなに小さいものイヤだね、ちょっと忘れていたよ。

 

 

なんとなーく調子悪いなか、なんとなーく借りた本。

女性の多くはカラダや心に何かしらの不調を抱えています。
 病院で薬をもらっても、調子のいい時間はなぜか長続きしないもの。
 結局、不調が慢性化してしまい、つらい毎日を送ることになっていませんか?

びっくりするかもしれませんが、最近、女性を中心に栄養不足の人が増えています。
毎日の食事を見直して、ちょっと変えるだけ。
本書はそのための「栄養」の知恵を75コ集めました。

医者や薬に頼ったり、無理なダイエットをする前に、美容と健康の悩みは
おいしい食べ物で解決しましょう。(2019年)"

 

オリンピックにも出場した元バレーボール選手で現在栄養コンサルタント

杉山明美さんが、体調の悪い日々を過ごし、分子整合栄養学を学び、

自身の元気を取り戻した経験から出版した本。

 

『□□なら○○を食べるといい』と言った風に、具体的に分かりやすく書いてあるので、

栄養について勉強されている人だと物足りない一冊かもしれないけれど、

何でもすぐに忘れちゃうネコムラには、ちょうどいい本でした。

 

 

ちなみに抜け毛がヒドいネコムラは、亜鉛が足りていない模様。

緑黄色野菜をたくさん食べるけど、それが鉄と亜鉛の吸収を邪魔しちゃうこともあると。

ふむふむ。

あと、びっくりしたのがプルーンをたくさん食べても言うほど鉄分の補給にはならない説。

ガーン。


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あと、

同時に「世界一やさしい!栄養素図鑑/牧野直子」

こちらもなんとなーく借りて、

内容が2冊合わせると、ネコムラにはさらに丁度よい感じでした。

 

 

不調女子を読んで『亜鉛が足りてないのかな〜』と思って、

栄養素図鑑で『亜鉛の含有量が多いのは、豚レバー、牡蠣…ほほーう、全く食べないな…』みたいな。

毎週スーパー行っても同じものばっか買っちゃうしね。

亜鉛の含有量の多い食べ物を探すぞと。

こういう本を読んで少しずつでも記憶していきたいなと思いつ…亜鉛不足は物忘れもヒドくなるそうです…。

 

 

ちなみに昨日は結局シャワーに入って、頭も洗ったけど、

どうしてもこのフワフワした不安が来ると、一人でいる事が不安になるので、

『今、この時間に自分以外にも生きてる人がいる』

ことを確認するように、テレビをつけたり生放送のラジオ番組をつけたりする。

 

 

実際は、テレビをつけたってラジオをつけたって、

好きな番組じゃないと気もそれないし、

気休めでしかないんだけど、昨日は小さな音でラジオをかけたスマホを脱衣所に置いて、

シャワーに入って、事なきを得た。

ありがとう、ラジオで喋ってたバナナマン

そして、さっきやっぱり何となく不安でつけたサンドウィッチマンのラジオから聞こえて来た

 

「揚げ玉はサプリメント

 

パワーワードに笑ってしまってちょっと元気出た。

ホンジャマカの石塚さんの発言らしい、石塚さんサンドウィッチマンありがとう。

 

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麻酔/歯医者、麻酔、ベンゾ離脱症状、朗報。

桜が咲く季節になりました。
空の青さに桜のピンクが映えますね。
皆さま、いかがお過ごしですか?
こちらはドン曇りです。
映えない。


さて、
昨日、歯科麻酔のことで連絡を取り合ったていたツイッターの相互さんから朗報DMが届いたので、
相互さんの了承を得て、情報をシェアさせてもらいます◎


相互さん(仮/イヌムラさん)
▪︎ベンゾ服用期間は減薬も含め、6年
▪︎減薬期間は、2年
▪︎断薬後、1年10ヶ月

○薬品過敏あり(離脱症状と思われるとのこと)
○5年前、歯科治療の局所麻酔で動悸が強く出て瀕死(涙)
○今年、口腔外科にて全身麻酔手術


で、
イヌムラさん術中・術後共に
離脱症状が強く出ることもなく、無事に過ごされているとのことです!
良かった!!!!涙。


尚、
麻酔は、ミタゾラム
抗生物質は、アモキシシリン(ペニシリン系)
麻酔は点滴を使った、静脈内鎮静法というものだそうです。



イヌムラさんは、
「麻酔が切れた後、痛みと腫れで離脱を感じなかっただけかもしれません。」
ともおっしゃっていましたが(真実はいかに!?)
無事に終えられたとの連絡に、心から良かった…!と思い、
自分の事のように嬉しくなり、そして希望が湧きました。


ネコムラが以前歯科の先生から聞いたのは、
『歯医者の局所麻酔は、脳に近いから動悸とかが出やすい』
ということでした。


点滴での全身麻酔が良かったのか?
薬剤が合ったのか?
時間薬で、離脱症状が強く出なくなっているのか?
同じ状況でネコムラが手術を受けたとしたら、どうなるのか?
こればっかりは、個人個人で結果は違うのだろうけど、
それでも、情報の少ない離脱症状のことは、どんな事でも残しておきたい。


「初めて離脱症状に気付いた時、今みたいに情報が沢山なくて、
 何でもいいから情報が欲しかった。どんな些細なことでもいいから、希望を持ちたかった。」
とイヌムラさん。
それで今回のブログに快く協力してくだいました。
(本当にありがとうございました。)


ネコムラも離脱症状と向き合った5年前、
今ほどブログなどの離脱症状に関しての情報がなく、毎日手探りで生きてきました。
初期は光が眩しくて、怖くてスマホの画面を見られなかったこともありますが…
そんな中でも、離脱症状に苦しんだ先人たちのブログに支えられたので、
誰かの気持ちに寄り添えたら。
なんて大それたことは思ってはいかんね。
ただただ、ブログに残していきます。



さて、ここからは余談です。
ネコムラの歯医者さん通いですが、
先日、大工事部分の治療が終わりました。
奥歯に金歯を被せました。
反対側の奥歯は銀歯なので、ネコムラの口内は、
金さん銀さん共に100歳が向かい合わせで鎮座しているよう状態になりました。
なんとなく、めでたい感じです。


全幅の信頼を置いていた先生が海外移住をされるということで、
先生がいなくなる前にやってもらわねば!
と、先延ばししていた奥歯の大工事を再開したのが今年1月。
麻酔で離脱症状が悪化した経験をしてから放ったらかしでした。
麻酔必須の治療とのことで半泣きで治療に挑みましたが、
先生のご厚意(これが大きかった)と根幹治療のスペシャリストの手腕、
そしてネコムラの我慢(当たり前!)で麻酔なしで治療を終え、
あとは、先生の最終出勤日に金歯を被せて終了!


のはずだったんですが、
ここがネコムラの真っ直ぐ行かない人生。
金歯が合わず、再度型を取り、1ヶ月後別の先生に金歯を被せてもらうことに。
金歯被せるだけでも歯茎にラバーを貼り、
何度も消毒をして細かく調整してくれる完璧治療の先生に全部やってもらいたかった。
悲しい…。
と思っても先生はいないので、仕方なし。
別の名前も知らない先生(でもとっても楽しく感じが良かった)にバトンタッチ。
で、先日終わりました。

 
今後細かいところを治療するかどうするか。
歯科通院はまだかかりそうですが、大物が無事に終わったので本当に安心しました。
ちなみにこの名前も知らない先生に「この歯、麻酔なしでやったんですか?!!!」
と、大層驚かれました。
えぇ、そうなんですよ、麻酔なしでやったんです。
先生、引きますでしょう。


ということで、
口腔手術、全身麻酔&抗生物質離脱症状があっても大丈夫だった!
の声がここに増えました。
やったね!!!
嬉しい!!!


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ベンゾ離脱症状/備忘録④恐怖。

数日前ツイッターで、
自分に襲ってくる離脱症状に混乱している方のツイートを見て、
もう、本当に、なんとも言えない苦しくツラい気持ちになりボロボロと涙が出た。


知ってるよ、知ってる。
その、とてつもなく巨大な、不安や恐怖や混乱を、私も知ってるよ。
助けたい。
あの地獄のような場所から助けたい。
でも、声の掛け方が分からない。
だって、助け方が分からない。
自分が無力すぎて悲しい。


得体の知れない巨大な恐怖に襲われてた、あの時。
とにかく、何もかもが怖かった。
息をしているだけで、怖かった。


テレビも、
光も、
音も、
包丁も、
トイレに入ることも、
シャワーを浴びることも、
髪の毛を洗うことも、
歯を磨くことも、
1階の部屋から2階の部屋へ行くことも、
2階の部屋にいれば1階の部屋に行くことも。


何が怖いのか分からないけれど、とにかく怖くて、
それが日に日に大きくなっていって、本当に生き地獄だった。


心臓が飛び出してしまいそうな激しい動悸が止まらなくて、
幻覚なのか人影が見えて、
幻聴なのかラジオで話すような声が聞こえてきて、
眠れなくて、
一瞬眠れたと思ったら悪夢と動悸で飛び起きて。
ジッとしていられないけど、
外へ出ると結界が張ってるみたいに足がすくんで歩けなくて。


あれは経験した人にしか分からない恐怖の感覚だと思う。
地獄でしかなかった。
そして、あの恐怖を味わった事がある人はトラウマになっているんじゃないかな。
私は、そう。


無宗教だけど、必死でお願いした。
どうか助けてくださいって。
そして、もうこのまま死ぬんだと思った。


錯乱する前に夫に頼んでた。
どんな状態になっても、救急車を呼ばないで、大きな病院へ連れて行かないで。
日に日におかしくなる身体で調べて分かった”ベンゾジアゼピン離脱症状
それだと確信したから、
運ばれて、再び薬を投与されるのをどうしても避けたかった。


でも、悲しいけど、何かしら再服用しないと命がもたないと本能的に分かって、
レキソタンを飲んだ。


完全には元に戻らなかった。


すぐに減薬を始めた。


少しずつ減らさなきゃいけないことは分かっていたけど、
身体が、頭が薬を拒否して、
もう飲みたくないと、飲むのが怖いと夫に泣きついて、叱られ、震える手で水に溶かしたレキソタンを飲んだ。


つらかった。


本当に、つらかった。


なんでこんな思いをしなければいけなかったんだろう。


一人で外へ出られなくなってしまったので、かかりつけのメンタルクリニックへ夫に連れて行ってもらい、
夫も診察室に入り、一緒に話を聞いてもらった。
数年経ってこの時の事を夫は、
「話聞いてるだけの楽な仕事だな」と思ったと言っていた。
そして、勉強しておくんだったな、俺がいると態度が違うんだろうなとも。


先生が言うことではなく、
目の前のひどい状態の私を目をそらさずに見て、私が言うことを信じて減薬に協力してくれたのは、
この経験があったからだと思う。


あの先生、ベンゾの離脱症状のことを全く信じていなかったけど、
数年経った今、ベンゾの危険性について気付いてくれているかな。


昨日までベンゾを「一生飲んでも安全な薬ですよ」と処方して、
今日になったら「これは危険な薬なので、ゆっくりやめていきましょう」
なんて、急に診療内容を方向転換するのは難しいことくらい分かる。
でも、先生たちの処方に、診察に、たくさんの人の人生がかかってるんだ。
だから、どうかお願いします。
気が付いたら、怖がらず、方向転換してください。
どうか、どうか、お願いします。


話がそれてしまった。
苦しい状況にいるみんな、頑張ろうね。


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