はてさて
化学物質過敏症になった話の続きは
もう1回
いや2回くらい先延ばしにしまして
(え？)
昨日自転車で3〜4分のところにある
美容院へしばらく振りに行って来たんです
(皆さんついて来てくださいね…)
(嫌だと思っても別の話題が進んでいますよ…)
ネコムラと同じくらいの年代の男性が
一人でされている美容院で
お世話になるのは今回で3回目かな
「今日空いてる時間あったりしますか？」
と当日に連絡しても意外と空いていて
予約して一人でどこかへ向かうということが
異常に苦手になってしまったネコムラにとっては
自分以外に人がいない美容院ということ共に
救世主となる美容院です
もちろん
予約でいっぱいのこともあるのだけど
昨日猫村が頭を洗ってもらっている時に
ドアが開いた音がして
「今日5時からじゃダメ？」と女性の声
『いいですよ』と美容師さんが答え
小一時間後の施術が決まったのを目の当たりにして
あぁ、ここはこれで良いのだと安心したのでした
ここがあって良かった
それで
美容院へ行くのにパタパタと準備をして家を出て
マンションのエレベーターがあるんですけど
一人で乗るのは何となくまだ怖くて
いつも階段を使っていて
いつも通り階段を使って降りたら途中に
仰向けではない
完全に生きてる、セミ
「いやー暑くて参っちゃうねー」
なんて感じでひと休みをしている風な
セミが一匹
無理で
虫全般がどうしても無理でして
向こうもネコムラのことは
大きさ的に無理だと思うんだけど
ごめんやけど、どうしても無理で
サッと踵を返して
エレベーターに乗って1階へ降りた
「途中で止まったらどうしよう」
と、いらぬ心配事が
相変わらず頭をよぎったし
セミ ＜ エレベータ
の図式もあったけど
サッとエレベーターに乗れたことに
『あ、回復してるなぁ…』
と感じて
エレベーターに一人で乗るって
とっても小さな出来事だけど
その小さなこと
ひとつ、ひとつが出来なかった6年間
(急断薬をしてからの期間)だったから
何だか感慨深くてね
この間
自宅のホルムアルデヒドから距離を置くために
数日間、実家のお世話になったのだけど
(この話が化学物質過敏症の続編ですね…)
その時も実家のマンションにあるエレベーターに
普通に一人で乗れてね
止まったらどうしよう
とここでも頭を過ぎるんだけど
以前のような得体の知れない恐怖心はなくて
セミを回避して
道路工事の横も自転車で通り過ぎて
施術をしてもらっている時も普通で
ちょっと体に熱がこもってきたから
持ってきた保冷剤で手のひらを冷やして
落ち着かせて
あまりに自分が普通だと
『ねぇ、大丈夫？本当に大丈夫？』
と自分を追い詰めるように
出てくる予期不安があるのだけど
首に当ててもらった蒸しタオルの温かさで
体がほぐれて不安も小さくなって
帰りには
踏切を渡って
いつも行かないスーパーへ寄って
郵便局にも寄って帰って来た
踏切も長い間
近寄ることも出来ない怖かった存在で
去年、家じまいをする祖父母宅へ
ひとり自転車で通っていた時も
同じ踏切を何度か一人で渡っていたけれど
その時より恐怖心は全然和らいでいて
ただ
飛び込まないようにしないといけない
何とも言えない危ない感じは
まだあって
あの”謎の衝動”は
お腹の底の方にまだくすぶっている感じがするから
まだ少し注意が必要かな
いつか完全に消えるといいな
それより何より
昨日の昼間は気温が34、5度あったのに
距離が近いと言えど
暑い中、一人で外へ出られたのが
去年までと違って
減薬している時は
割と普通に暑ければ汗をかけていたけど
断薬してからかな
記憶が定かではないけれど
暑くても汗を上手くかけなくなって
暑い場所に身を置くと一瞬で体の中に熱がこもって
あっという間に熱中症みたいになってしまう
状態が続いていて
自律神経が壊れている以外の
何者でもないんだけど
それが結構ツラくて
体にこもった熱は
涼しいところへ移動しても
なかなか体の外へ出て行ってくれず
外、暑い！
自転車で図書館！
図書館涼しい！
でも熱が放出出来ない！
頭クラクラ、頭痛！
ほうほうの体で帰宅！
みたいな感じで
それが今年は少し改善されてきた感があって
熱がこもっても
涼しい場所へ行けば熱を放出できつつある
何だろう
今年は回復が感じられるかな
って書くと
また地の底に落とされそうで怖いんだけど
記録として書いておこうかなと思いました
ちなみに脇の下と足の裏からは
暑くても寒くても
汗がジャンジャン出ているよ
これは薬を飲み始めてからなのよね
自律神経、馬鹿になって20年以上経ってもうたね
ちょっとずつ良くしていこう
もちろん、一発で良くなる方法があれば
それをする
そんなこんなの
断薬から4年の日
