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使用期限が過ぎても
— ネコムラベンゾ (@necomurabenzo) 2023年6月25日
処分する踏ん切りがつかなくて
ずっと取っていたレキソタン(セニラン)捨てる
お守りみたいに持っていたけれど
捨てる
大丈夫、大丈夫だ
苦しめられたけど
一緒に戦ってきたから
ありがとうを言って
捨てる pic.twitter.com/WLOxfWxpw4
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再服用した
レキソタン
(セニラン/サンド)
の残りを
ずっと捨てられなかった
これがあれば
何かのきっかけで
万が一離脱症状が
悪化しても
あの
恐怖しかない世界
生き地獄がやってきても
何とか出来ると思うと
処分できなかった
逆に
これがなければ
あの生き地獄からは
自力では抜け出せないだろう
と思うと
怖くて
怖くて
捨てることができなかった
お守りみたいに持って
いや
お守りなんかよりも
もっと強くすがってた
処分出来たのは
断薬してから
4年が経った
今年の6月のこと
使用期限は
すでに3年ほどを過ぎていた
どれだけ
依存していたか
どれだけ
手放すのが怖かったか
自分の手で捨てるのは
減薬と断薬を継続するのと
同じくらいの
強い気持ちが
必要だった
離脱症状になってから
薬を飲み始めた自分を
ずっと責めてきたけど
自分の手で
蹴りをつけられたのだから
そろそろ自分を
許してもいいのかと
少し思った
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【追記/2024年7月】
「あの恐怖や苦しみが
また襲ってきたら
どうしよう
レキソタンを持ってないのに」
と
ふと思うことがある
通院をやめた患者が
断薬した元患者が
こんな風に
苦しんでいることを
精神科医は
知っているのだろうか
過去に関わった
精神科医たちに
「共にこの苦しみを味わえ」
と思う気持ちが
全くない訳じゃない
でも
それより
ただただ
この現状を
知って欲しい
その気持ちの方が強い
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