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離脱症状 減薬 断薬 パニック障害  ベンゾジアゼピン SSRI

本/『飲んではいけない認知症の薬』浜六郎

 

近所の図書館に、

ひとつのテーマの本を集めたリコメンドコーナー(?)があって、

少し前に行った時のテーマは”認知症”だった。

 

 

去年、

70代後半の父が認知症と診断され薬を飲み始めたので、

タイトルが気になって、借りてみた。

まぁ、認知症の薬も神経に作用するのだろうし、

治癒が目的ではなく、症状の緩和や症状を遅らせること(そんなこと出来るのか?)が目的なんだろうな、精神科の薬とそう変わらない薬だろうな、と思いつつ。

 

 

『飲んではいけない認知症の薬/浜六郎』2018年発刊

 

著者の浜六郎さんは、1945年徳島県生まれの内科医。

薬害事件を知り、薬害は起こるべくして起きているという考えに至り

それを、使用する一般の人々に伝えることを決心し

長年に渡り、医薬品の安全で適正な使用のための研究と、

情報活動に取り組んでらっしゃる方だそう。

(Wikipediaと著書より)

 

 

本の内容は、

認知症を起こす薬剤、

認知症に似た”せん妄”を起こす薬剤についてなど、

もちろん認知症のことが書かれているのだけど、

プラスして、

パニック障害などのメンタル疾患と診断され、薬を服用した後に身体に起こること、

その際の処方薬で多い、睡眠薬を含むベンゾジアゼピンSSRIの事、

ベンゾをやめた際に起こる離脱症状のことも書かれていて、

それはそれは興味深く、メモを取りながら読み進めた。

 

 

傷が修復されるのは、夜寝ている時。

身体を使うと神経が増えて、脳の働きが活性化する。

高齢になっても、認知に関係する神経細胞が一日700個も新たに生まれる。

それ以上に死にゆく細胞の方が多いみたいだけど、

それでも『新しく生まれてるんだ!』と気持ちがハッと明るくなったり。

「薬剤の効果や害について疑問に思って医師に話をしても耳を傾けてくれる医師は少なく、否定されて困惑している家族は多いでしょう。医師に対等に質問、相談することは難しい。」

それで、この本を書いた等々。

 

 

傷が修復されるのは寝ている時、っていうのは体感的にすごく分かって。

ベンゾを毎日服用していた頃の私は、足元がいつもグニャグニャふわふわグラグラしていて、

しょっちゅうつまずいたり、小さな段差で転んだりしていて、

周りからも、すぐ怪我をするから足元に気付けて!とよく言われていて。

それは、今考えると筋弛緩作用の強い薬(レキソタン等)を飲んでいたからなんじゃないかな?って思うんだけど、

どうなんだろう?

たくさんの薬を服用する高齢者の足元のふらつきが…とか聞くしね。

まぁ、そんな感じで子どもの頃に一度しかしなかった捻挫を、

骨折に関しては子どもの頃に一度もした事がないのに、

20代〜30代の間に何度か経験した。

 

 

ある時は、

左足を捻挫していた時に、左足をかばっていたら、

右足がグラっとグニャっとしてバキッといって、見事に骨折。

その後「終電に間に合わない〜!」とか言って、左足捻挫、右足骨折(翌日に判明)のまま、

足を引きずりながらも、小走りで駅へと向かったり。

 

 

この後も骨折や捻挫をするんだけど、覚えているのは、

いつも靴をちゃんと履けないくらい、足がパンパンに腫れて激痛なんだけど、

痛みをなんとか我慢出来て、歩けたこと。

もちろんその都度半泣き状態ではあったけど、

整形外科では、

「なんで歩けるの?」と言われ、自分は痛みに強いのか?我慢強いのか?

と思っていたけど、あれはベンゾの効能だったんだなーと思う、今。

そう思うと、骨折って自分が知る痛みより痛いんだろうね…

骨折している人、どうぞお大事に…

 

 

話がずれましたが、

こんなネタのような話をしようと思った訳ではなくて。

別の日に友達と4人で出掛けた時に、これまた数段しかない階段で足がグラつき、

あぁ、いま私は捻挫をしたな…

と思いながら、その後すぐにカフェでお茶をしたんです。

(そう、痛くても私はいつでも歩けてしまう)

コーヒーを飲みながら、甘い物を食べながら、止まらないお喋りをしていたはずが、

友達に起こされてハッ!と気が付く私。

そう、喋っていたはずが知らぬ間にネコムラ爆睡。

 

 

「ケガした時とかって、身体が治そうとするから眠くなるんだよね。」

この時に、友達の一人が言った言葉が頭に残り、

寝不足ではなくて、ケガした時や体調が悪い時にどうしても眠い時は、

あ、身体が治そうとしてるな〜と思うように。

そう思っていたのに、

こうして身体の本質を教えてくれた友達がいたのに、

パニック障害のことだけは、薬を飲んでさえいれば症状は出ないから、

薬さえ飲んでいればこのままで大丈夫と思っていたことに、今は残念としか言いようがない。

 

 

そして、

今の私は猛烈に眠くなっても昼間にどうしても眠れない症状がちょっと良くなった!

んだけど、完全には治らず継続しているので、

昼間に睡眠ができるようになると、脳がもっと回復するんじゃないかな?と思う。

いや、逆に回復したら、昼間にグッスリ眠れるようになるのか?

どっちでも良いけど、普通に昼寝がしたい。

 

 

ちなみにこの友達は、

この時から今に至るまで基本的に薬などには頼らない、自然派な生活をずっと送っている。

そして、たまに風邪くらいは引いて、前にインフルもかかってたけど、

基本、いつでもすこぶる元気。

 

 

ただ、

じゃあ、眠れないという人はどうしたらいいのかって問題が出てくる。

浜六郎さんは別の本で、眠れなくても大丈夫。

身体を横にするだけでも、休息は取れると言っていた。

でも、そんな事分かっても、眠れないってつらい。

 

 

睡眠中、

私は数時間おきに目が覚めるのが、ベンゾ服用中の日常にいつの間にかなっていたけど、

”百日咳”という咳が止まらない病気に罹り呼吸器内科にかかった時、

特に夜になると咳が止まらなくなり、ほとんど眠れない日が続いたことを話したら、

マイスリーが処方された事がある。

「スマイリーみたいなかわいい名前だな」

と思ったので、薬品名を記憶してた。お気楽だったね。(良い事だ。)

 

 

その夜、咳が止まらず夜中にマイスリーを服用。

すると、咳き込んでいるのにひどい眠気が襲ってきて、

目が回るような感じで気が付いたら朝になっていて、

 

 

『こっわ!!!!!!!』

 

 

マイスリー、こっわ!!

と思って、その時一度しか飲まなかった。(後、咳止めとかが効いてきたのかな?)

というか、マイスリー怖いとか言って、他のベンゾは飲んでたのにね。

アホde賞、受賞。

ただ、睡眠が取れた事で体力は回復。

薬が必要な時というのは、こういう時なのかな…難しいね、本当に。

ちなみに処方された時に先生からは睡眠薬という説明はなく、

眠れなかったら飲んでくださいとだけ言われた記憶。

先生に悪意があった訳ではなくて、ただ眠らせてくれようとしただけなんだろうね。

(追記:マイスリーは非ベンゾジアゼピン系)

 

 

本の最後の方に、

自身が難病患者で旦那さんが60代で認知症になり、

その後、自身も認知症を患った春本幸子さんの手記が載っていたのですが、

認知症患者が思うことが書かれていた部分に自分が重なり、

脳がやられてしまうって、残酷だな、他人から理解されない部分が多すぎるな、

と改めて思いました。

 

 

この本を読んだ後に同じく浜六郎さんの

『読んでやめる精神の薬』という本も読んでみたのですが、

こちらは減薬してる本人や、断薬した本人が読むには恐怖感を煽られてしまう感じがあり、減薬・断薬している本人ではなく、そのご家族や、周りの方が読む方が良いかも?と思いました。(個人の感想です。)

 

 

母親にこの本の話をし、

薬が使い方によっては危険性が生じる事があることを改めて話したものの、

父は認知症になる以前から他人に対して攻撃的な性格であり、

認知症が疑わしくなった頃から、その性格は増長していったので、

離れて暮らしている今、母ひとりにその何もかもを任せている状態では、

「薬を飲んで、攻撃性が少し落ち着いて安心した」という母に、

薬の危険性を伝えることはできるけど、その先、

処方薬について調べることや、その薬を飲むこと、飲ませることは、

本人や母が判断することであって、私が口を出すことではないのか?とも思った。

 

 

難しい、薬って。

命を救ってくれることもあるし、

命を奪っていくこともある。

 

 

いつも以上に寄り道が多く、長く文章になってしまった。

ツイッターでどなたかも言っていたけど、

私は、健康に死にたい。

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