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パニック障害 ベンゾジアゼピン 減薬 断薬 離脱症状

2021年11月6日、離脱症状と出掛ける美術館へ。

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⚠︎減薬や断薬、細かな離脱症状について何も書いていない

 ただ出掛けた記録の回になっていますので、

 情報収集などの方はスルーしてくださいませ。

 

 

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断薬後3年目に突入、2021年11月。

 

早いもので季節はあっという間に移り変わって、秋。

最高に気持ちの良い日々の到来。

カラッとした湿度はおばさんにはちょっと低過ぎて、

肌はガッサガサで、すでに指先はガビガビにヒビ割れてるけど。

それでも身体にも心にも気持ちが良い季節。

 

 

今年は天候の関係で梨があまりできずに少なく、価格が高くなるとラジオで聴いて

旬の時期には毎日梨を食べたい無類の梨好きの私はガビーン!となり、

案の定ラジオで聞いた通り、

我が家の近くのスーパーでは例年より値段が高く、

2回か3回しか買わなかった。

そして、店頭からもあっという間に姿を消してしまい、

「悲しみの2021年、晩夏。」

なんて思ってたけど、

梨が終われば柿やリンゴにみかんが旬の季節がやって来て、

更にはスーパーの野菜売り場にはさつま芋や栗も並んで、

いつの季節も美味しいものがあるんだったと思い出した。

自分が何を思い感じても、季節は巡る。

(そして農家の皆さま、ありがとう!)

 

 

行きたい展覧会があって、夫に付き合ってもらい連れて行ってもらった。

(優しいよね)

時は休日夕方閉館近く、天候は雨。

今であれば館内は空いているだろうと踏んでの行動。

 

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【塔本シスコ展/シスコ・パラダイス かかずにはいられない!人生絵日記】

 

 

塔本シスコさんは53歳から独学で油絵を描き始め、

91歳で生涯を終えるまで精力的に絵を描き続け、

息子家族と同居していた大阪の団地の一室、4畳半の部屋ではキャンバスにとどまらず

引き出しやガラス瓶、そしてしゃもじまでも作品に仕上げていった。

 

尚、

40代で夫を亡くし、シスコさん自身も40代で脳溢血に倒れ、

画家を目指し実家をあとにした息子が残していった画材を使い、創作活動を始めた。

 

 

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展覧会場は1階、以前にも来たことがある美術館なので大体の広さは覚えている。

行った方のSNSを検索したところ再入場も可能らしく、

もし発作が起きそうになったり危うくなったら、すぐ外へ出て、

自分を立て直そう。

いつもどこかへ出掛ける前にする事、

フロアマップも検索して、広さなどをシュミレーション。

よし、大丈夫でしょう。

こんな時、インターネットで何でも検索できる時代で本当に良かったと思う。

 

 

私たちを含め、10人もいないガランと静かな展覧会場。

贅沢過ぎる。

 

 

んだけど、

 

 

あれ?

何でだ?

あれ?

ダメか?

まずまず自分の記憶より、ここメチャンコ広くない?

予期不安で緊張はしてたけど、

中に入ったら楽しくなって大丈夫になると思ってたけど、

あれ?ウソ?

ガッツリ発作出そうなんだけどガーン!

 

 

絵は観られるけど、ギリ。

説明が書かれているパネルの文章を見ても、一文字も頭に入らず。

夫に「読めない、後で教えてくれ」と言うものの、

夫は「え?」って感じ。

気が付いてないみたいですが、妻は倒れそうでございます。

 

 

指先を揉んだりして何とか動悸を抑えようとしながら、

(ネコムラは指先、特に小指の指先を揉むとパニック的なものが落ち着くことがあります。)

フワフワふらふらしながら観る。

写真OKな展覧会だったので、好きな絵の写真も撮る。

集中しようと頑張る。

よし、

イケる、イケるぞ、

大丈夫だ観られるぞ、頑張れ自分。

まだパニック発作は起きていない、

あるのはいつものおかしな離脱症状の諸々だ。

立っていられなくなったら、あの椅子を借りよう。

振り返ってみれば、なぜだか再入場の事を完全に忘れていた。

 

 

半分くらい来たであろう辺りで、会場の出口の雰囲気を敏感に感じとる猫村レーダー。

大丈夫だ、出口はあそこだ。

少しずつ落ち着いてくる。

 

 

良かった、出口あった。

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その後は

100%の大丈夫にはならなかったけど、

生命力に溢れる作品たちから元気ももらって、

始めの方の作品を戻って見直したりと、今の自分の範囲で楽しむ事ができた。

 

 

ミュージアムショップでポストカードを1枚買い、

シスコさんの缶バッチガチャガチャをやり、

疲労困憊の身体はお腹ペコペコで、家から持ってきていたスコーンを帰り道に食べた。

 

 

これを書いている今日は、何だかとても調子が良く、

ひとりで外へ出ても不安感がなく至極普通だった。

(近所の無人販売数ヶ所へ自転車で行っただけだけど)

 

 

本当は今日みたいな状態、

不安がない時に行きたかったし、自分が行きたい時というより、

自分が怖くなく、不安なく行けるように前もって下調べをしたり、

行き先が空いているであろうタイミングを選んだりする事は、

思い通りに事が進まない時に、もしかすると自信をなくすことになったり、

楽しくない時間を作り出してしまうのかもな、

頭で考え過ぎるべからず!「今」を行動すべし!かも!

 

 

とさっき思ったけど、

どれを選んでも自分が選んだ事だし、そもそも間違えや正解なんてないのだろう。

ただ、その出来事があるだけだ。

と思う悟った風の自分もいたり。

いつもの事ながら、

たった一つの出来事で色んな事を考えるネコムラ現る。

 

 

 

展覧会を催したり、精力的に創作活動をしていた塔本シスコさんは

自身が80代の時に、娘を病死で亡くす。

人生最大の悲しみに暗い部屋でずっと横になっていたシスコさんは、

息子に外へ連れ出され、その時の事を絵にし、そこから気力を取り戻していく。

また、晩年は認知症を患ったが、筆は握り続けていた。

 

 

 

 

 

もう一つの出来事も一緒に書くつもりでしたが、

いつもの事ながら文章が長くなってきたので、

一旦お開きということで、これにてドロン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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