今から2年前
急断薬→再服用
断薬から2年後
スマホに残したメモ
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2021年6月
図書館
誰も見ていない
ここに大勢の人が行き交っている想像
ここにブレずにいられる気がする
ここにいる自分
自分だけの目線
↓ ↓ ↓
人の目線や
人自体が怖かったり
人がいることが不安だったり
人がいる所で具合が悪くなって
倒れてしまったらどうしよう
と思ってしまうのが続いた
図書館の出入り口から入った時に
カウンターの中にいる職員さんたちが
こちらを見て待ち構えているような状態が
とても苦手で
体が震えてしまうような感じで
覚えているのはこの時
入館してカウンターの方を見たら
数人いた職員さんが誰ひとりとして
私のことを見ていなくて
「え、見てない」
って拍子抜けしたんだよね
すっごく覚えてる
誰も自分のことなんて見てもないし
注目もしてない
『誰もあなたの事なんて見てないから
(気にしていないから)
好きなことをしていいんだよ』
みたいなことは良く耳にするけど
それを比喩ではなく
体験した感じだった
それで
気持ちが少し落ち着いて
人が少ないこの図書館じゃなくて
もっと人がいる場所
例えば新宿の地下通路とか
すごい数の人が行き交っている場所を
想像してみて
(段階的にもう少し人が少ない所を
想像しても良かったのに
その時はなぜか新宿の地下通路だった)
あぁ、何にも怖くない気がする
人がどうのってことじゃなくて
自分が自分でさえいれば
人は人
みんながそう思って
自分の事を考えながらいるのだから
どこへ行っても大丈夫
何も怖くないじゃんて
ただ、こういうことを頭では十分理解しても
感覚的に少し分かった感じがしても
実際、やるとなると難しかったりしてね
それはなぜかと言えば
離脱症状が気の持ちようとか
そういった類のものでは
ないからだと思う
やってみて
なんだ、まだダメか〜
って何度も何度も自分にがっかりしてきた
そして薬を飲み始めた自分を責める所までが
ワンセット
それでもスーパーも図書館も
普通に、普通の気持ちで
行けるようになってきたし
(離脱症状初期の自分比90%)
まぁ、今の私はこれ
ただそれだけ
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2021年6月
テレビ、ラジオ
生放送安心感
↓ ↓ ↓
離脱症状初期
光や音が怖くて眩しくて
テレビが観れなかった後くらいからかな
”生放送”を観たり、聴いたりすると
なんでかとっても安心してね
人が怖いのに
ひとりでいるのもとてつもなく怖いから
観ていなくても
テレビをずっと点けてた
(今でも数時間に一度はテレビをつけて
生放送を少し眺めるよ)
ただ音が怖いから
テレビの音は1とか大きくても3とか
(我が家の古いTVの普通の音量は10)
いま思うと夫は音を大きくしたかったろうな
だって、なにも聞こえないもん
ラジオもいちばん小さい音量にして
なに話してるか全く分からないんだけど
誰かがそこにいると思うだけで安心してた
片耳イヤホンでそれを聴きながら
いや、全然聴けてないんだけど
ひとりじゃない事を感じながら
家の周りを歩いてた
で、少しずつ音量を
上げられるようになっていって
普通に聴けるようになった
テレビの画面の怖さと眩しさは
割と続いたけど今はない
音が怖いと感じるのは
今でもある
映画館の大画面と大音量は
3回くらいかな
試してみたけどダメだった
発作起きちゃって
ただ倒れないから最後まで観た
換気扇の音がとても苦手
特にずっと回してるお風呂場の換気扇
寝室とお風呂場が隣り合わせだから
眠る時に急に怖くなって消したり
我慢すれば眠れるようにはなった
あと、寝入りばなにテレビが点いてると
急に音が怖くなって
激しい動悸と恐怖で飛び起きる
なんだろね
ただ初期…の頃に比べたら
全部段違いに楽
ただ、全く怖くなかった時って
どんなだったんだろう
思い出せない
ラジオ、本当におすすめで
できるだけくだらなくて
日常に溶け込む番組が私的にはベターだった
自分が無くした普通のことや
笑うことを思い出させてくれて
何度も何度も救われた
ラジオがなかったら
私はいまこうしていられなかったと思う
ベンゾとSSRIの離脱症状にならなかったら
ラジオを聴くこともなかっただろうから
これは離脱症状になって
良かったことのひとつ
ではないか
そんなのは綺麗事か
離脱症状にならなくても
どこかのタイミングでラジオに
出合ってたはずだしね
なんて心が荒んでます笑笑
さて、お夕飯を作りましょう
みんなの夜が幸せでありますように
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