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離脱症状/減薬断薬/パニック障害 /ベンゾジアゼピン/SSRI

断薬 ⑤ 、離脱症状の緩和、レスキューレメディ、漢方。


急激に薬を飲むことが怖くなり始めたので、
薬ではなく何か他のもので、どうにかして、
この『おかしな症状』たちを良くしようと考え始める。


ちなみに離脱症状なんてことは頭の片隅にもなかったので、
パニック障害 緩和」などで検索していた。


そこでヒットしたのが、
《フラワーレメディ/レスキューレメディ》という花のエッセンスのスプレー。

  • フラワーレメディ

 緊急事態やパニック状態、強いストレスや緊張を感じるときなど、
 心のバランスが乱れる様々な時に役立つ緊急用のフラワーエッセンス


このエッセンスを口にシュッとスプレーしたり飲み物に垂らして飲んだりすると、
不安や緊張が緩和されるとのこと。
レビューには、パニック発作や緊張に良く効くと書いてあり、
藁をも掴む思いで早速Amazonで購入した。


『もう、これで大丈夫』と思ったけどこの後、
更なるひどい離脱症状の地獄に落ちる私には残念ながら効かず。
(断薬後追記/初期の生き地獄のような離脱症状がおさまってから試してみたところ私には効きました。
 プラセボもあると思いますが、今はお守りのように持ち歩いています。)



そして、もうひとつ藁をも掴む思いで始めたのが漢方薬
調べたところ、自転車で行かれる距離に漢方薬局があったので8月末に行く。
(この時は藁をも掴む思いで自転車に乗って一人で外へ出られたが、
他へはスーパーへも整形外科のリハビリへも岩盤浴へも行かれなくなっていた。)
1時間くらい漢方医の方に話を聞いてもらい、漢方薬を処方してもらった。
2週間分で、6000円。
続けられるか分からない金額だったけど、少しでも良くなればいいと思った。


その時に処方された漢方薬は“清心連子飲”と“半夏厚朴湯”の2種類。
朝昼晩、食間または食前に1包を服用するように言われる。


  • ・清心連呼飲(セイシンレンシイン)

 尿路の熱や腫れをひき、痛みやわらげ尿の出をよくします。
 具体的には頻尿、排尿痛、残尿感などの排尿異常に適応します。
 胃腸が弱く疲れやすい人で不安感やイライラ感、
 不眠など神経症状をともなうときに適します。


・半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
 神経をしずめて心と体の状態をよくします。
 また、咳や吐き気をおさえる作用もあります。
 心身ともに疲れやすく、冷え症で繊細な人に向く処方です。
 特に喉のつかえ感を訴えるときに好んで用いられます。
 具体的には不安感や緊張感、イライラ、抑うつ、不眠、神経性の胃炎や動悸、
 めまい、さらに喘息や気管支炎などにも適応します。
 (サイト:おくすり110番より)
     

そして、これは効いた。
元々、薬が効きやすいからか、
飲み始めて割とすぐに動悸や不安や恐怖感が、少し楽になった。
漢方医の方が話してくれた、漢方の話やまずは体力を戻すこと、
あとは『なんでも適当でいいんですよ、
いま包丁を持つことが怖いのならハサミで出来る料理でも良いじゃないですか』
等と言ってくれた事もとても心強かったんだと思う。


2週間飲んで、再診。
しかし、レスキューレメディ/フラワーレメディと同じで、
この後に来る離脱症状があまりにも強力過ぎて漢方だけでは太刀打ち出来きず、
この後、漢方薬局へは行っていない。


向精神薬を飲む前に、漢方薬を知れる機会があれば良かったなと心の底から思う。
はじめ、2週間で6000円は高いなんて思ってしまったけど、
この普通でなくなってしまった身体のことを思うと、今は安いものだと思う。


買えるものなら、いくら払ってでも買いたい。
向精神薬を飲む前の身体に戻れるなら、
たくさん働くから、いくらでも払うから。


(断薬後追記)
このブログは、あくまで個人の体感による記録です。
漢方も薬なので安全ということはなく、人によっては副作用が出るようです。
私も、漢方薬局ではなくメンタルクリニックの処方のツムラの漢方を連用していた時に、
吐き気などが出て、薬剤師さんに相談したことがあります。
止める時も、少しずつ減らしていったり、
今も、生理前など、自力ではどうにも出来ない時に服用することがあるのですが、
一包の半分を服用してみたり、連用するのではなく、一包だけ飲んでみたりと、
自分の体の様子を観察しながら服用することがあります。
ただ、これはあくまで私個人の服用の仕方ですので、
服用の際は、漢方薬局の専門医などにご相談をお勧めします。
これを読んでくださった皆さんが、少しでも離脱症状から解放されますように◎



何も知らずに20年ほど飲んでいた薬をほぼ一気断薬した話⑥ - ネコムラベンゾ ・ドットコム。