読み終える頃に、心がゆるゆるとゆるまる本を読みました。京都でお灸と養生の専門サロンを開く鍼灸師"すきさん"の『まいにちのお灸と養生/すきさん』
すきさんの心と体がホッとゆるまるツイートに、ネコムラは日々癒されてます。
フワフワした肌ざわりがよい物に触れると落ち着くらしいですよ。 pic.twitter.com/II5Q6OUSBe
— すきさん | お灸と養生 (@sukikara_okyudo) 2022年7月8日
この本は、不調に対して「このツボにお灸をすえると良いです」と具体的な事が書かれているだけではなく、それに関する事がやわらかく優しい文章で続くので、読むと心と頭がだんだんと落ち着いてきます。
不安の正体は「腎」にある事が多いので、関元(かんげん)というツボ、おヘソから指4本くらいしたあたりにお灸をすると良い◎でも両手をこすっておヘソの下辺りを温めて、深い深呼吸を意識してみるだけでも良いことや、呼吸をゆるめるには、太衝(たいしょう)というツボを使うと良いことや、春夏秋冬、季節の巡りと共に変化する体を手助けして対応いくことなど、日常を心地良く過ごすためのヒントがたくさん詰まっていました。
「東洋医学における病とは、体の中で特定のどこかが悪くなってしまったというだけではなく、環境に対して適応できなくなった状態と言い換えることもできます。春なのに冬の体のままなら、めまいが起きやすくなったり、夏なのに秋冬のような体なら夏バテになったりといった具合です。」
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こういうこと、ベンゾやSSRIを飲む前に知りたかったなぁ…
いや、今からでもいいか。この先も一生付き合う心と体だもんね。