ネコムラベンゾ・ドットコム減薬断薬離脱症状ブログ

パニック障害・減薬・断薬・断薬失敗・離脱症状・減薬断薬ブログ

ベンゾ断薬3年目心持ち/今年の抱負が降ってきた。


2022年も9日を過ぎて、こんにちは。


東京は雪が降ったり思ったより積もったりした新年でしたが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
元気だと尚の事良いけど、元気じゃなくてもそこにいてくれるだけで嬉しい。


ブログにあれも書こう、これも書こう、と思いながら、
あっという間に1日が終わり、1週間が過ぎ、1ヶ月が経つ日々。
何て事ない日々なんだけど。
毎日、元気に暮らしています。
盛り盛り食べて、ストレッチをして、
断薬3年目、何となく身体が一段階楽になった感じでよきです。


そんなネコムラの頭の中に、さっきフッと浮かんだ言葉。




…ってその言葉をここに書こうとしたら、
嘘みたいに急にその言葉が思い出せなくなってしまって
いま、類似語などを検索して多分これ、


『もっと、いい加減に生きよう!』

いい加減。



薬を飲むようになってから、
自分の事も、他人の事も些細な事が許せなくて、
いつもイライラしてて。


ちょっと何か起こっただけで、あたふたするし、
ちょっと何も起こってなくても、あたふたしてるし。
それが20年くらい自分に定着しちゃって、毎日クタクタ。



きっと、もっといい加減に生きて良いよね。



分からないけど。



『もっと、ご機嫌に生きる』



も良いね。



薬飲んでた20年弱(いつから飲んでたか覚えていないのです、お薬手帳も捨てちゃったし。)
私は誰の人生を生きてきたんだろう?
間違いなく、自分の人生なんだけど。
なんか、違う誰かの人生を生きていた気がする。



忘れないように、ここに記す。
2022年の抱負。
(ここが真面目なんだな〜アハハハハ)

ベンゾ断薬後歯医者/再び歯医者さんへ治療に行くの巻。

元気です元気です、ネコムラ元気です。
安定してます。
どこがどうなれば安定なのかは謎ですが、
なんか安定しています。
でもこうやって書くと、その後体調崩したりするのよねん…。


先日、半年振りに先延ばしにしていた歯医者さんへ行って来ました。
(正確には夫に一緒に行ってもらいました。)


歯科麻酔で離脱症状が悪化した去年以来、
歯のクリーニングへは行っていたのですが、
治さなくはならない箇所を、去年からそのままにし、
さらに、以前別の歯医者さんで被せたところが欠けて痛みが出て来て、
歯科衛生士さんから「その痛みは、根っこですねー」と言われ、
麻酔必須の治療に頭を悩ませ、また先延ばし。


そんな状態でした。
前置き、長し。


でも、痛みが増してきてこれはダメだなと、
通常のクリーニングと根っこの治療の先生に長めの時間をもらい、いざ出陣!


歯医者さん自体が半年振りでだったので、
異様な緊張と異様な不安感を抱えながら向かったのですが、
もう、レキソタンが飲みたくて飲みたくて仕方がない。


断薬しても、ネコムラの現実はこんな感じです。
ツイッタで断薬後に、今のところ再服用をしてない旨を書いた際、
メンタルが強い!と言われた事があるんですが、
メンタルが強い訳じゃなく、弱いから、
あの地獄みたいな離脱症状をもう味わいたくないから、
何とか飲まずにいるだけなんです。
残念!ヨワヨワです。


ふと湧いてくる、レキソタン飲みたい思考。
早く楽になりたいんですよね。
飲めばスッと、不安感が消える事が分かってるから。
何ならリラックスすらしちゃう事が分かってるから。


ただ、
今回はそれを思った時に、自分の考えに違和感を感じて隣にいる夫に聞いたんです。
不安からずっと話し続ける合間に、
『ねぇ?緊張する事ある?不安になる事ってある?』


夫はそりゃあるよ〜と答え、
その答えに、私は驚いたんですよね。
元々の性格で、何に対してもあまり動じることのない夫が、
緊張する事もあるし、不安になる事もあると言ったことに。
もう随分長いこと一緒にいる夫なのに、そんな風に思う事があるなんてと。


だから、さらに聞いたんです。
『じゃあ、その不安な時はどうするの?』と。
「そのまま、不安なまま、とりあえずやってみたり、行ってみたりする。
 それしかないから。あと、大体、何事もなく終わるじゃん?そういう時って。」




ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!



当たり前の事なんですよ、とっても当たり前の事。
やるしかないんだもの、緊張していようが、不安でいようが。
時には、自分の為にその場から逃げて、その場から離れても良いだろうし。
でも、不安感を持ったまま何かをするって事が、私には目から鱗だったんです。



だって、私は20年近く、
そんな時には迷わず、鞄やらお財布からレキソタンを取り出して、
周りに気が付かれないようにサッと飲んで、緊張も不安も消してたから。



本当にびっくりしたんですよね。
え?薬飲んでない人って、普通の人って、そうなの?と。
それと共に改めて気が付いた、自分の状態。
あぁ、これじゃ薬中だな〜と。
物理的にだけではなく、気持ちの面での断薬が必要だなと。


ホント、薬に頼りすぎでしたね。
そのおかげでできた事もいっぱいあったから、
薬だけが悪って訳ではなくて、何とも言えないけれど。



そんな感じで、歯医者さん到着。
担当してくれていた歯科衛生士さんが異動で他の人に変わり、
特に引継ぎされていなかったので、
パニック障害から長らく飲んでいた薬をやめたことによって、
ちょっと頭がおかしくなっているので、途中でダメになったらすみません〜と伝える。


「じゃあ、窓開けときましょうか?顔にタオルは乗せない方が良いですか?」
自分の娘でもおかしくないくらい若い歯科衛生士さんが、
パッと気遣ってくれて感謝しきり。
あと、離脱症状ってのは意味不明だろうけど、
パニック障害ってのはこの数年でだいぶ理解が得られたように感じる。


簡単なクリーニングを済ませ、
次は治療の為に、根っこの治療の先生の元へ移動。
で、診てもらうと根っこは大丈夫そう。
でも虫歯にはなってるから、治療した方が良いし、麻酔は使った方が良い。
そして、先生はあと数ヶ月でこの歯医者さんを辞めてしまうと言うオーマイガット案件が発生!!!


異動なら追っかけて行けば良いかと瞬時に考えたところに、
海外移住の為の退職と聞いて「飛行機か・・・」と一瞬考える。
まぁ、そんなこんなで、夫と共に心底信頼していた先生が日本からいなくなってしまうと聞いて、
先生がいる間に、出来るところは診てもらおう!となるも、



やっぱり今日は麻酔は不安でしだぐない゛でず…



と言うことで、NO麻酔で削ってもらいました☆


ここちょっと痛いかも!あと少し!もうちょっと!
と、少しずつ削って下さったおかげで、ネコムラ無事に生還しました。
ホント、無理を聞いてくださって感謝しかない。
次回は来月、流石に麻酔必須なのでそれまでに離脱症状整えて(離脱症状って整うの?)
もしダメそうなら、診察の1週間前までにキャンセル必須。
予約時に、生理前と生理期間は避けました。(自分に出来る事、その①)


去年もこの先生の治療の元、バンバン麻酔を打って歯の大工事をしたので、
去年大丈夫だったよね?と聞かれ、
その時は大丈夫だったけれど、
他の先生の治療の麻酔の時に動悸が止まらなくなって、
その後キシネン坊ちゃんがやって来てしまって大変だった事を伝えたら、
とても驚いていて、
少量の麻酔しか打ってないし、そんな事になるなんて考えられないんだよなぁ〜と
首を傾げていたので、
この裏表ゼロみたいな腕が抜群に良くて勉強熱心で超絶良い先生が考えられないって言うんだから、
『きっとあれは、たまたまだったんだ!』
と思えたり。



でも現実は怖くて、レキソタン飲んで挑みたくて仕方なかったり。



でも先生が海外行っちゃったらダメだから、とりあえずやるっきゃない。



いや、海外の先生の元へ治療を受けに行くって手も。



飛行機は、自家用ジェットならどこへでも行かれる気がするし。



そう、自家用ジェットなら、家の車と同じ感覚で乗れる気がするし。


と前に夫に言ったら、本当に引いた目で私の事を見ていたけど、
自家用ジェット持ってる人がこの世にいるんだから、私が持つ事も不可能ではないと思ったり。



そんな感じで、人の出会いって不思議だな〜と思ったのでした。
(そんな話だったっけ?)


nekomura-benzodanyaku.hatenablog.com

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ベンゾ断薬後GABAサプリなど/断薬三年目の日々。

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急に寒くなってきましたが、みなさまお元気ですか?

ネコムラは毎日元気に暮らしています。

 

 

ただ、寒くなってきたからか、寒さは関係していないのか、

身体の痛み増時間がやってきたり。

何て言うか、身体の“中”に湿布を貼ったみたいに

「サーッっとカーッと身体中が痛くて、からく」なる様な、

そして全身がガチゴチになって動かしにくい、

全然うまく伝えられない感じになる時間があります、はい。(語彙力)

でも、なんだかんだ元気です。

 

 

そしてそんな中、YouTubeを見ながらウゥ…とストレッチに勤しんだりして、

自分の限界を試したりしております。

(ネコムラは動いた方がその後身体が楽になるけれど、みんな無理しないでね、

 でもオススメは竹脇まりなさんのストレッチだよ!)

 

 

あと、数日前、午前診療滑り込みで慌てて耳鼻科へ行ってきました。

 

 

喉の奥にりんごが詰まってしまいましてね…

 

 

もうホントに、アホなんでしょうかね…

夕飯時にりんごを食べながら喋ったら、

結構大きめの欠けらがそのままスコーン!と喉の奥に入ってしまいましてね、

咳しても背中叩いてもらってもダメで、

でも咳き込みもしないから、喉の奥がゴロゴロしたまま寝て(猫?)もう大丈夫〜!と

朝ごはん食べてたらまだリンゴが残ってる感満載で、

こりゃいかん…と大慌てで夫不在だったので誰の手も借りず、

ひとりで家から自転車で2分くらいの耳鼻科へ走り、

ほっそいカメラで見てもらい、そしたら結局何も詰まっておらず。(え?)

しばらく違和感だけ残るかもとのことでした。 

ハハッ。

 

 

みんな、リンゴ良く噛んで食べてね。

 

 

というか、ひとりで耳鼻科へ行かれたわ。

 

 

その後、欲しかったホッカイロを買いに薬局へも行かれたし。

 

 

今年は夏頃から「夫が一緒じゃないとどこかへ行くの恐怖症」だったけど、

なんかどこへでも行かれる気がしてきたわ。

 

 

 

と、突然の強気を見せながら、

数日後にはリンゴが喉にある違和感も消えました。

あぁ、驚いた。

 

 

そして、耳鼻科の先生に一年ぶりくらいですかね?と言われ思い出した。

去年、左の鼻の穴からだけずっと鼻血が出るので受診したのでした。

鼻血ドバー!ではなくて、鼻をかむ度にうっすら出る地味な出方だったけれど、

鼻から血が出る現象が1ヶ月以上続いて、

左目がヒクヒクヒクヒクして、顔の左側だけ違和感と痛みもあり怖くなり受診。

(そう、いつも怖くなって病院へ行くパターン。でも、色んな事が身体に起きるの普通に怖いよね。)

 

 

その時は、鼻血が出た跡はあるけど、

うーん分からない、ウチではCTも撮れないし、うーん分からない

と言われ、歯医者の検診に行った際に言ってみたらCTを撮ってくれて、

そこで、はい、いつもの、そう、いつもの、

『何にもなってないデスヨー!』

耳鼻科じゃないけど、副鼻腔はキレイだから大丈夫だよ!

と言われ安心し、その後徐々に鼻血も顔の違和感や痛みも自然と治まっていったのでした。

 

 

そんなこんなな去年だったり、今年だったり。

 

 

毎日モリモリよく食べて、ある程度寝て、

掃除洗濯ごはんを作り、

電動ママチャリで野菜の無人販売をのぞいたり、

家の周りを少し歩いたり。

家の中でも窓際で日に当たるようにして身体温めて(紫外線の事考えるとダメなのかもだけど)

読書をしたり、サブスクやレンタルで借りた映画を観たり、

携帯ゲームをしたり、

ツイッタやインスタを1日中見て、時間を溶かしたり。

何かしなきゃと気持ちだけが焦って、結局何もしないまま1日が終わる事も多々。

 

 

断薬した薬は今のところ全く飲んでいなくて、

でも残ったレキソタンは処分する勇気がなく、取ってある。(使用期限過ぎてそう)

漢方とサプリも、基本的に飲んでいない。

でも、どうしても調子が悪い時は我慢せず漢方に頼ったり、

冷蔵庫に入れたままのいつ買ったか忘れたビオチン (ビタミン)を飲んでみたりもする。

あ、プロバイオティクスのチュアブル?を買ったから時々なめたり。

(胃が痛くなって続けるのができなかった。)

 

 

色々調べても、

友達と話していても、

いつも行き着くところは、

腸(だったり内臓)が強い人は何をしても健康!

腸強い人、最強!

 

 

と思うから、

お米とさつま芋だけで作る奄美大島の発酵飲料ミキを作ってみたり、

米麹と水だけで甘酒を作ってみたり。

発酵食品に興味津々の日々。

ヨーグルトも好きだからヨーグルトメーカーで作って食べてるけど、

乳製品はあまり良くない説もよく見かける。

 

 

あっちの記事では○○は身体に良い!

と書いてあったけど、この本では○○は身体に良くない!

と書いてあるというのが良くある。

そこからは自分がどうするか?自分で考えるしかない。

悩む。

 

 

どんなものでも同じものを食べ過ぎることや、偏りは身体に負担がかかりそうだし、

結局何でもバランスよく食べたり摂取するのが良いんだろうな、

というところに落ち着く。

スーパーで買う食材がいつも一緒だから、

もうちょっとそこを、栄養のバランスを考えて買えるようになると良いなと思ったり。

 

 

改めて、タンパク質は必要だな。

ここら辺でもう一段階元気になる為にと買ったまま飲まずに放置していた

ホエイプロテイン(プロバイオティクス入り)を

ティースプーン1/3くらいの本当に本当の少量をヨーグルト等に混ぜて摂取し始めた。

そしたら、身体の調子が良い。

特に精神面。

元気。

やっぱり私の身体は、タンパク質が足りなかったか。

でも、基本は食材から取りたいから、プロテインはこのまま少量のままでいこう!

と思っていたけど、

プロテインを入れたヨーグルトも甘酒もクッキーも、

食べると喉にアレルギー的な違和感が出てしまって、

2〜3週間くらい取ったけど、これはダメだなと一旦ストップ。

植物性プロテインならいけるかな?

 

 

ほぼサプリも取ってこなかったけど、

元気になる為、GABAとビタミン6も取ってみよう、きっと吸収と排出も上手くできるはず!

とこれまた開封せずに放置していたGABAのパウダーを耳かき半分くらい、

超少量を飲み物などに混ぜて飲む。

あぁ、落ち着……

 

 

なぜでしょうね、

日に日に、異様な攻撃性と頭の中がおかしくなって錯乱する前のようになってきて、

ひどい離脱症状のぶり返しが来てしまったと思ったけれど、

この感覚が、GABAを飲んでから始まったと気が付いて、

4日位でやめて、その後数日頭がおかしいままギリギリの状態で過ごして、

徐々に攻撃性も頭の中のおかしさも、錯乱する直前みたいな感じも消えた。

むずい。

これで良くなるかな〜!と思ってやってみたけど、

私は良いも悪いも、効きすぎる。

 

 

一緒に摂ろうと思っていたビタミンB6は未開封のまま。

プロテインもGABAもB6も、せっかく買ったのに本当にもったいない。

調べて、実験。

結果が思わしくない事は、この数年何度もあった。

でも、やらないと分からない。

誰かの身体には良い結果をもたらしたものでも、私の身体には合わなかった。

残念だけど、ただそれだけ。

本当に残念で、涙出るけどね。

 

 

それでもあの地獄のような日々を思えば、

ここは天国。

ちょっと多くの普通が今はどこかへ行っちゃってたりもするけれど、

3歩進んでは2歩下がるけど、

1年通して見たら、あ、そういえば、前へ進んでたな〜と思う3年目。

 

 

続きを読む

ベンゾ断薬ブログ/久しぶりに離脱症状に関することを検索。

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元気になってくると、

あれほどしていた離脱症状に関する検索をあまりしなくなってくるのですが、

昨日、何を検索したのか覚えていないのですが(まずそこ、しっかり…!)

sei12345さんが綴る、

うつ、減薬、断薬、離脱症状ブログ『うつ、そして薬からの離脱』に、

たどり着きました。

 

今から11年も前、2010年に断薬3年を迎え、

その後元気に暮らされているようで、今は更新されていません。

 

苦しみ、そして自身の生活を取り戻し、卒業していったブログには、

本当に勇気と元気をもらえる。

 

爪もみ、やろう。

 

後に続こう。

 

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ベンゾ断薬後友達と外食/みんな色々ある。

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少し前、友達2人と半年ぶりに会いランチをした。

美術館に続き、活動的期。

 

nekomura-benzodanyaku.hatenablog.com

 

いつもの事だけど、

私が自力で自転車で行かれて、人が少なくて、1階のお店。

3人でいつも行くお店が定休日だったので、

検索に検索を重ね、私が大丈夫そうで、美味しそうなお店を開拓。

せっかくなら、美味しい物を食べたい。

離脱症状だって、美味しい物が食べたい。

しかし、いつまで経っても面倒くさい人が混じっていて、本当に申し訳ない。

 

 

久しぶりに人と会う事や外出に緊張して、うっすら小刻みに震えながら家を出る。

はてさて、無事にたどり着けるだろうか。

すぐ注意散漫になってしまうので、気を付けながらママチャリを漕がなくては。

キョロキョロといろんな所を見ているようで、実はどこも見てなくなっちゃうから要注意。

「ひとりで来られなかったら、途中まで迎えに行くよ!」

と、電車で最寄り駅まで向かってくれている友達からLINE。

その言葉だけで気持ちが落ち着いてくる。

本当にありがたいね。

 

 

これもいつもの事だけど、

私は何事もなく無事にお店へたどり着いて、友達と合流。

 

 

お店にいる間中、ドキドキバクバクを繰り返しながら、

密かに指先を揉んだり、姿勢を変えてみたり、お腹に力を入れてみたり、

「今」に集中!と思ってみたり(集中できてない)

どうにもこうにも最後まで100%平常運転にはならなかったけど、

食べるのが拷問に感じる瞬間もあったけど(何その感覚)

友達と顔を合わせて話が出来て、本当に楽しかった。

 

 

 

友達のひとりは、

健康診断でガンが発覚し半年前に手術をして、その後の放射線治療を終え、

注射と薬による5年間のホルモン治療をしている。

女性ホルモンを抑える治療らしく、ホットフラッシュなどの更年期の症状が出始めて、

先生には上手く付き合っていくしか対処法はないと言われ、

年齢的にはこのまま閉経する可能性も高いから、

妊娠を希望している場合は、卵子の凍結をした方がいいという事も治療前に説明されたそう。

 

 

もう一人の友達は小学生になる子どもがいて、

毎日サッカーだ水泳だ、英語だダンスだと習い事に元気に飛び回ってる。

でも話を聞くと、自分は元気でもご両親が少し前に手術をしたところだった。

 

 

また、

他の友達とLINEをしていたら、

仕事を休んで病院に検査に来ていて5本も血を取られて、

来週は仕事の前に内視鏡検査なんだ〜嫌だな〜

腸にすぐ潰瘍ができるようになってしまって、今は薬と食生活で様子をみているとの事。

数年前にガンを患った私より若い親戚は、

継続しているホルモン治療で抜け毛が増えてまだウィッグを使ってると、

数日前に夫から聞いた。

 

 

家にこもっていて誰とも話さずにいると、

自分だけが体調が悪くて、

自分だけが悲惨な状況にいて、

自分だけが人生につまづいていて、

自分だけが可哀想だと思っちゃうけど、

何事もなく普通に暮らしているように見えて、

みんな、多かれ少なかれ色々ある。

 

 

そんな中で、

体調や状況と折り合いをつけながら、

仕事をしたり子育てをしたり、家事をしたり。

もちろん、やりたい事や楽しい事もする。

 

 

半年前に手術をした友達は、

オリンピックのボランティアをやりたいと数年前から話していて、

有言実行で、術後にボランィアスタッフとして開閉会式に参加した。

彼女の体調やコロナの心配から、

両方の両親からは参加を反対されたそうだが(親御さんの気持ちも痛い程分かる)

彼女が本当に参加したがっていた事を知っていたので、

彼女の夫や私たち2人は、楽しんでおいでと送り出した。

テレビに映るかもしれない役割になり、

私たちはそれぞれの家のテレビの前でLINEをしながら、

あれじゃない?これじゃない?え?映らない??ちょっとどれよ?!

と、リアルなウォーリーを探せ状態に、

親戚のおばちゃんの様相で、思いのほか楽しませてもらった。

私なんて、この状況下でのオリンピック開催を快く思っていなかったのに。

 

 

楽しい気持ちは、伝染する。

 

 

自分の体調を考え過ぎず折り合いをつけながら、人生を楽しむ。

いまの私に必要な事なのかも。

そして、断薬3年目でここまで考えられるようになったな。

 

 

ただ、揺り戻しが本当に本当に怖くてね。

次こそは乗り越えられないかもとビクビクしてしまう。

でも、

その揺り戻しもなくなるし、

諸々の離脱症状も回復の余地はまだあると希望は持ってる。

 

 

ランチの食後にコーヒーか紅茶が選べたから、

紅茶をもらって一口ふたくちだけ飲めばいいか、と思っていたら

「コーヒーも紅茶もダメだよね?!すみませーん!コーヒーも紅茶も飲めない場合他の飲み物ありますかー!?」

と友達がお店の方に聞いてくれて、オレンジジュースも大丈夫ですよと言ってもらえた。

聞いてくれた事もだけど、覚えていてくれた事がありがたい。

あと、何でも勝手に諦めてないで、聞いてみる事も大事だな。

 

 

そして、

「ひとりで来られなかったら、途中まで迎えに行くよ!」

と言ってくれたもうひとりの友達は、遅れてお店にやって来た。

駅から近いお店だったけど迷子になっていたそうで、

「迎えに行くと言ったけど、これじゃ途中まで迎えになんて行けなかったよね!」

と笑いながら席に着くから笑った。

 

 

そう、人生このくらい緩い方が心地良い。

 

 

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